郊外の集落の中を歩いていると、急に姿を現しました。あたりの住宅の様子も含めて、非常にノンビリした雰囲気の公園です。
その中に遊具が3点置かれているのですが、どれも特徴があって気になる物件ばかりです。
1つめは、木製の砦に鋼製の滑り台と登り棒が組み合わさった複合遊具。
丸太仕立てで、いかにも「砦然」とした姿が頼もしく感じられます。
砦の最上階部分で2.5メートルくらいの高さがあるのですが、
登り棒の上部が横丸太から突き出すぎているため、伝っていけば高さ4メートルくらいの横丸太の上に立つこともできるというオモシロ危険な設計です。
遊び道具としては、これくらいの方が人気があると思うんですけどね。
2つめは滑り部が2本、ハシゴも2本のツーバイツータイプ。
滑り部が2本というタイプはよくあるのですが、その場合もハシゴは1本のことが多いように思います。
2基の滑り台を並べるのではなく、あえてデッキ部を共有にしたことで”2×2=4” 通りの遊び方が可能になった、というべきでしょうか。
3つめは「3ヶ国語かば」
各地の児童遊園や、ちょっとした遊び場などで見かけることのあるプラスチック製の遊具です。
なにが3ヶ国語かというと、写真ではちょっとわかりにくいのですが、床の部分にカバの内臓が描かれており、そこにフランス語・スペイン語・英語の3ヶ国語で内臓の名称が書かれているのです。
例えば「舌」。langue(フランス語)、lengua(スペイン語)、tongue(英語)となります。
内蔵の絵も適当に書かれているわけではなく、カバの特徴である3つの胃がちゃんと描かれています(と言うか、この遊具を見てカバの胃が3つだということを初めて知ったのですが)
●京都市動物園のサイトより 「カバの胃はいくつあるのですか?」
小さいながらも色々と楽しみどころのある公園でした。
できれば、お名前を教えていただきいものです。
(2014年9月訪問)
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