千束公園は、本ブログでは久しぶりの、関東大震災からの復興事業でつくられた学校一体型の小公園です。No.353の富士公園とは300メートルほど、No.357金竜公園とも400メートルほどしか離れていませんので、当時からこの界隈は人口密集地で学校や公園がたくさん必要だったことがうかがわれます。
公園のシンボルとしては、東側の入口にハト?の石像。
そして南側の入口に、目立ちすぎる消火栓があります。
この消火栓の横を通り抜けて、真っ直ぐ行くと千束小学校と繋がっています。
震災復興公園の中には、学校統廃合で学校と離ればなれになってしまったものもありますが、ここは両者の関係が健在です。
小学校に通じる動線沿いにイチョウ並木があり、これを挟んで東側が広場、西側が遊具広場になっています。
広場は、まぁ広場ですね。これといった特徴はありません。
ただ、広場の一角に、震災復興公園ではお馴染みのラジオ体操台がありました。
遊戯広場は、複合遊具とブランコ、砂場など。
複合遊具は幾分大きめですが、滑り台の傾斜などは緩く、どちらかと言えば幼児向けです。
訪れたのが午前中だったので、学校一体型ならではの活用状況などは見ることができず、どちらかと言えば近所の問屋街で働く人たちの休憩や通り抜けばかりでした、古いなりによく使われている雰囲気のある千束公園でした。
(2014年9月訪問)
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