豊玉中公園は、No.789の豊玉公園と道を挟んで斜向かいのところにある公園です。
豊玉公園がユニバーサルデザインを取り入れ、誰に対しても開かれた公園になっているのに対して、こちらは敷地全体がフェンスに囲まれたテニスコートになっており、多くの人にとっては閉ざされた公園となっていて非常に対照的です。
また、通常の都市公園における運動施設の面積は、公園全体面積の50%を越えてはいけないことが都市公園法(施行令)で定められているのですが、ここの場合はどう見ても80%近くがテニスコートになっています。
おそらく「隣接する豊玉公園と一体のものとみなして面積をカウントしている」もしくは「あくまで多目的グラウンドであり、今はテニスに使っているが、いつでもテニス以外にも使えるような状態である」といった、やや特殊な解釈がされているように思います。
最近はどこの町でも民間テニスコートが宅地化されてしまうことが多いので、公園のテニスコートは大切にしなければならないのですが、その手法については知りたいことの残る豊玉中公園でした。
(2014年8月訪問)
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