大阪市城東区の一帯は、古代には大阪湾が大きく入り込んだ入江であり、陸地化した後も頻繁に洪水に見舞われていたそうです。そうした低湿な土地の中に、河川跡や自然堤防の微高地を使った街道が通っており、そこに見張り所(目で見る関所)があったことが「関目(せきめ)」という地名の由来だと、城東区のHP「地名の由来」に書かれています。
「目で見張らない関所ってなんだよ? 鼻や耳で見張るのか??」という疑問はさておき、そんな土地柄に関係あるのかないのか関目6丁目には大阪府警の別館、警察学校、警察住宅などの警察関係施設が集まっている一角があり、そこに北関目公園があります。
施設的にはやや古いところのある公園ですが、その分、樹は大きく育っていて存在感があります。
園内は、西側に数十センチの盛土をしたパーゴラなどのある一角があり、公園中央に遊具広場、東側に多目的広場があります。
遊具広場には、タイヤ遊具とコンクリート製の杭遊具がセットになった物件、色鮮やかなラダー遊具、小ぶりな複合遊具、バケット式のブランコなどがあり、幼児から小学生まで、色々な遊びができるようになっています。
多目的広場の方には、クスノキの樹の下にお地蔵さまもあって、なにかと地域の人が集まるようになっています。
子供が作ったのか、誕生日ケーキ?のようなものも置かれていて、色々と使われている感じが伝わってくる気持ちの良い北関目公園でした。
(2014年6月訪問)
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