公園内は、三角形をした敷地の南半分が土敷きの多目的広場、北半分が芝生敷きの園地になっています。
芝生広場の中でも、西半分は築山になっており、その頂上からせせらぎが流れるようになっているのですが、訪れた時は乾ききっており、しばらく流れた気配がありませんでした。
水が流れる公園というのは魅力的なのですが、人工の用水を引き回したり、ポンプで地下水を汲み上げる構造の場合は、節電・節水、機械の老朽化などの理由で止まりがちです(地下水には、水質・水量の問題もあります)。
とくに東日本大震災後は公園管理者(自治体)の節電意識が高まっているため、止まっている人工の流れも多いので、これから扱いを考えていく必要がある種類の施設です。
また、園内には「神戸市立 大橋中学校発祥の地」の碑があります。
かつてこの場所にあった大橋中学校は、阪神・淡路大震災によって大きな被害を受けたために、将来的な生徒数減少も視野に入れて移転・統廃合がおこなわれました。
横には「この碑は、旧大橋中学校校門横に設置されていた校名碑をもとに制作しました」と書かれています。
しかし、この公園でいちばん気になったのは、車いす用の出入口を見事にふさぐ違法駐輪(そして干し物)。
おそらく近くの会社に勤める方が便利な置き場代わり、物干し代わりに使っているのでしょう。ストリートビューで訪問4ヶ月前の映像を見ても同じように置かれているので、おそらく常習的なものだろうと思います。
よりによってここしか通れない車いす用の出入口をふさがなくとも、と少し残念な気持ちになりました。
ストリートビュー画像は、いつか新しいものに差し替えられると思いますが、その時どうなっているかが楽しみでもあり怖くもある神楽公園でした。
(2014年6月訪問)
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