日本の都市公園は約10万ヵ所。その1/100なら行けるだろうと思って始めた覚え書きですが、1000ヵ所を超えても続いています。揺れる動物も集めています。

2014年8月8日

753/1000 北岩本公園(京都市南区)

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No.752 北河原公園で触れた、隣のブロックにあって北河原公園にはない大きな広場をもった公園が、この北岩本公園です。

見たところ非常に古い公園で、戦前からあると言われてもおかしくない雰囲気が漂っていましたので、帰ってから『日本公園百年史 附表』(日本公園緑地協会)で調べてみると、1939年(昭和14年)の開園だということなので、すでに75年が経過しています。
園内の施設も、なかなか年季の入ったものが多く、今の内に記録をしておかないと、いつ改修されて無くなってしまうかわからないものばかりです。
どれが開園当時からの施設なのかはハッキリしませんが、少なくとも右から横書きされた園名板は75歳を迎えていると思います。

現在の園内で一番目立っている施設は、石の山遊具。
滑り台のある面は、昭和40年代以降でも普通にある感じのテイストですが、反対側に回ると土管や手摺りのつくりが非常に無骨で、進化の初期にあたる感じがします。

また、幼児用の遊具はフェンスで仕切られた一角にあり、ここにも味のある遊具が集まっています。

中でもこの砂場。円形を二分し、半分は砂場に、半分はコンクリートにして色々使える遊び場に仕立てています。
中心部にはベンチにも遊び台にもなる突起部があって、見た目に美しいデザインです。

その横はS字型の「てすり」。上の2つの遊具と比べれば、ずいぶんと新しいように思います。つかまって歩いたり一輪車に乗ったり、上を歩いてみたりと遊び方は色々です。

そして、プール。
幼児用のジャブジャブ池は各地の公園で見られますが、京都市のものは整備の時期が比較的古く、池と言うよりは「浅いプール」の形をしていることが多いようです。
ここもその例に漏れず、周りの広場とはフェンスでしっかりと区切られており、また形状も色合いもハッキリとプールです。

これら古株の個性的な遊具に囲まれているためか、新参者の揺れる動物は隅の方で小さくまとまっています。

そして外周の壁も、今どきの公園では見られない総コンクリート造りのもの。
まん丸い風通し穴が、また素敵です。

とまぁ、好き勝手に堪能した北岩本公園ですが、遊具施設自体の老朽化や現在の安全基準への不適合などもありますので、遠からず公園のリニューアルがおこなわれる可能性があります。
付近では老朽化した木造住宅などを買収・撤去し、公営住宅や地区施設など公共施設の整備を進める住宅市街地総合整備事業が着々と進められているので、もしかすると次に来る時には、ガラッと違った公園になっているかも知れません。

(2014年6月訪問)

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