面積は約6,000平米あって住宅地の中ではかなり大きい部類に入りますが、斜面地にあって何段かに段切りされているうえに公園の半分ほどを市民プールが占めているため、それほど広いという実感はありません。
斜面地の段切りの公園といえば、まずは研ぎ出し滑り台。欲張ればもう少し大きなものも作れるだけの敷地はありますが、街区公園としては妥当な規模です。
その他に目立つのはコンクリート製の動物遊具。公園内の何ヵ所かにわかれて、ウマ、ゾウなどの大型動物からウサギ、カメ、カニなど各種の動物が配置されています。
しかし理由はよくわからないのですが、明らかに埋まりすぎの動物が何頭か混じっています。
とくにひどいのがこれ。頭がすっかり埋まってしまい、なんの動物かもわからないほどです。
泥田で溺れそうになっているウマでしょうか? すると乗っていたのは木曽義仲?
そう言えば、木曽義仲は「朝日将軍」と呼ばれていたので、朝日ヶ丘公園にふさわしいかも知れません。
また、東日本大震災の時に液状化で噴出した土砂で埋まってしまった浦安市の公園を思い出しました。
埋まりすぎたベンチ(2011年4月に千葉県浦安市で撮影) |
ここの場合は遊具の自重で沈んでしまったのか、逆に以前はこの場所に掘り下げた砂場でもあったのを埋めてしまったのでしょうか。
もうひとつ目立つのは、切られた段ごとに何ヵ所も置かれた各種パーゴラ。
周囲にマンションが増えたり樹が大きくなったりして以前よりも見晴らしが悪くなっていることでしょうが、天気が良ければギリギリ大阪湾の方を眺めることができます。
そのあたりを意識してか、展望台によくあるような方位石も置かれていました。
ちなみにこちらが市民プール。訪れたのが5月でしたので、オフシーズンの姿です。
背景がすぐ山なのにプール、市民プールなのに大きなスライダーというあたりが面白いところです。
(2014年5月訪問)
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