五毛(ごもう)公園は、山手の住宅街にある小公園です。
五毛という地名については、角川書店『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』によれば、かつて灯明などの油を取るゴマの栽培がおこなわれていたことから、「胡麻生」から五毛へと変化したそうです。
公園は、間口が狭く、奥に行くと広くなる旗竿型の敷地形状です。
出入口近くにはクスノキが一本。その下に作りつけのベンチがあって、休憩スペースになっています。
公園内に安全上の死角ができやすい形状なので、道路沿いのこういう場所に休憩スペースがあって、道行く人がちょっとした休憩などで出入りし易くなっているのは、人目を確保する点で効果があると思います。
奥に入ると、複合遊具が1基と揺れる乗り物遊具があります。
広場の真ん中に複合遊具が設置されており、走り回るような使い方はしづらくなっています。それほどの広さもありませんが。
複合遊具の滑り台は、幅広で少し傾斜がきつめのもの。
目立たない場所にある割には、気の利いた遊具が置いてあるところに好感が持てます。
公園の奥、擁壁の上にある土地は、売り出し中でした。公園内からしか見えない場所に看板を出しているのは、ぜひ公園ユーザーに買ってもらいたいという不動産業者の意気込みなのでしょうか(笑)
でも周りよりも一段高くなっていて眺めが良いし、南側は公園なので家は建たないし、意外に良い場所かも知れません。
(2014年5月訪問)
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