神戸沖に浮かぶ面積約580ヘクタールの人工島・六甲アイランド。
向洋町中3丁目公園は、その島の高層マンション街に計画的に配置された公園のうちの1つです。
公園そのものはそれほど大きくはありませんが、周囲のマンション外構としての緑や遊歩道などと上手に一体化が図られており、まわりを見渡すと実際以上に広がりが感じられます。
公園の西半分は、今風のカラフルな複合遊具、ブランコ、揺れる動物、砂場などのある遊具広場と、かなり大きめのものが並列に2つ並んだパーゴラがあります。
パーゴラが大きめなのは、子供連れのお母さん方なんかに喜ばれるのではないかと思います。
ところで、下の写真は公園の隣のブロックにある国際学校・カナディアンアカデミーの中にあった遊具広場を校外の遊歩道から撮影したものです。
こちらは国際学校だけあって、米国のプレイロットなどの水準に応じた整備で、転落・転倒事故の危険を減らすために広場全体を人工芝で覆い、遊具の下にはウレタンマットを敷き詰めています。
日本の公園遊具でも、必要最低限のウレタンマットは設置されるようになっていますが、このように全体をカバーするものは少なく、さらに公園ならまだしも学校でそこに気を配っているものはごく少数だと思います。
まぁこれが必要か、可能か、効果的なのかということについては意見が分かれるところですが(諸外国では有効だから採用されているのだと思いますが)、これに馴れている外国人の方々は、近所にある向洋町中3丁目公園の遊具は「危ないわぁ」と思っているのかも知れません。
(2014年1月訪問)
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