海に面した外周部はおおむね港湾施設や倉庫、工場などとして使われており、その内側の緑地帯に囲まれた中心部約138ヘクタールが住宅、商業、学校、レクリエーション施設などの用地となっています。
外周部では島の東側が向洋町(こうようちょう)東、西側が向洋町西、中心部はまとめて向洋町中という町名です。
●参考 神戸市HPより『六甲アイランド都市機能ゾーン地区計画』
しかし少しややこしいのは、住宅地である向洋町中の東西に1ヵ所ずつ比較的規模の大きな公園が配置されており、それが向洋東公園、向洋西公園という公園名であることでしょうか。
もっとも町名にあわせて「向洋町中東公園」というと、中東(Middle East)に関係ありそうな誤解を受けるので、それを避けたのかも知れません。
それはさておき、向洋東公園。
人工島でありながら高低差のある敷地となっており、下の写真右手の遊具広場などが道路と同じ高さ、左手の林になっているところが2~3メートルほど高くなっています。
実は高くなっている所の地下には駐車場があるのですが、需給の変化・読み違えなどあったのか、今は閉鎖されています。
遊具広場には、木材と金属との両方の部材を使った複合遊具。
こういうタイプは木材部分だけが先に傷むものですが(でも価格が安いからきちんと取り替えればOK)、ここでは吊り橋の木材が当初よりも何センチか薄くなっていて、日々こども達の靴の裏がこれを削っていったのかと思うと驚きです。
写真ではハッキリと見えませんが、本来の厚さがある鎖の接続部と、中央あたりとを見比べてください。
揺れる動物は5匹で編隊飛行。ちょっと豪勢な感じがします。
戦隊ヒーローの格好で写真でも撮ると、絵になるかも知れません。
円形のサークルシアターは、客席は150席分くらいありそうなのですが、ステージがないのが残念。小さなものでも常設ステージがあれば、また違った使い方が生まれてきそうです。
駐車場の上は、グラウンドと、それを囲む周回園路。
グラウンドのずっと向こうには、港湾施設の巨大なガントリークレーンが見えています。
ところで、この公園の隣にあるこども園では、公園以上に遊具が充実しています。
なかでも気になるのは、こちらの物件。ガゼボというかツリーハウスというか、とにかく登って周りを眺めることのできる遊具です。
公園の中から休日の園庭を無理して撮影しているのでこの角度のみですが、奥にもう一棟、3階建て(1階部分はピロティ)になっている建物と連結されています(屋根だけがチラッと見えています)。
これは面白そう!公園じゃないのが残念だけど。
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