熊本市街地の東部、健軍(けんぐん)神社の周辺が旧・健軍町です。
町名変更で町名としての「健軍町」は無くなりましたが、空港から市街地に向かう道沿いで、路面電車の終点や大きな商店街もあることから、余所者でもなんとなく聞いたことがある町の名です。
健軍本町公園は、そんな健軍の住宅地の一角にあります。資料によれば面積は約4,500平米ですので、住宅地の公園としては広い方です。
いちおう少年野球くらいならできそうな広さのある(でも防球ネットなどはない)多目的グラウンドを中心に据え、外野後方にパラパラッと遊具広場や老人憩いの家などが配置されています。
野球場目線で見ると、老人憩いの家はセンター後方にあたり、間には高木植栽があるので、そう簡単に建物までボールが飛んでくることはなさそうです。
遊具は2ヵ所に分かれています。ひとつはレフト後方の「ひょうたん砂場&揺れる動物」ブロック。
老人憩いの家の目の前とだからか、なんとなく庭園風にまとめられています。
もうひとつはライト後方の「滑り台、ブランコ、健康遊具」ブロック。
安全対策のためのマットは、基礎は打たずにそれ自体の重量で動きにくくしてあるタイプ。設置は簡単なのですが、中学生くらいのイタズラ者が何人かで動かそうと思えば動くので注意が必要です。
公園のフェンスには「チカン出没注意!」の看板が。
一見すると哀愁と愛嬌を漂わせた私立探偵のような風貌の可愛らしいイラストが、訴えている内容といくぶん食い違っているように思います。
(2013年12月訪問)
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