西宮といえば、えびす神社の総本社である西宮神社があるのですが、そこから1キロほど離れた海沿いにも、昭和の中頃まで「浜戎神社」があったそうです。近いと言えば近いのですが、漁師さんたちの日常生活からすると、少し離れた総本社よりは、自分たちの村にもえべっさんをお奉りしたかったのでしょう。
今は浜が埋め立てられて製鉄所になり、お社は別の神社に合祀されたそうですが、その名をかすかに伝えるのが浜戎(はまえびす)公園です。
公園は市街地にしては広めの敷地の中に、北側にフェンスに囲まれて少年野球などのできる多目的広場、南側には遊具広場とゲートボールなどのできる小広場を持っています。
遊具広場の砂場は、滑り台の上から見ると某有名ネズミのようになっています。
下で見ているとわからない、こういう遊び心は大好きです。
訪れたのが冬なのでよくわかりませんが、桜もたくさん植えられていて、花見の季節には賑わうのではないかと思います。
あたりは、阪神・淡路大震災以降に工場や倉庫がマンションに変わって人口が増えている地区なので、この公園の人気もまた高まっているのではないでしょうか。
(2014年1月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿