大通り公園、緑地とも、No.567の中央公園と同じく、1976年(昭和51年)の酒田大火からの復興の中で整備された公園です。
隣接してはいるのですが、間に歩行者専用道が通っており、本当に大通りに面している方が施設型の「緑地」、少し奥まった方が広場型の「公園」と分かれています。
緑地の方は敷地の多くを噴水広場が占め、その中心に「防災の塔 はばたき」と銘打たれたモニュメントが建っています。
公園の方は広場と、日本庭園風にまとめた池、東屋があります。
それほど広くはないのですが、四季の変化を感じることもでき、散歩中のちょっとした休憩くらいにちょうど良い公園です。
両者の間の移動にはまったく苦はないのですが、植栽などが間に入って、実際の距離以上に視覚的・感覚的に分断されてしまうのが難点のように感じました。遊歩道との間の灌木植栽は取り払って、もっと一体的にしても良いように思います。
また、両者に隣接して歴史展示などをおこなう市立資料館もあるのですが、それが公園・緑地側には完全に背を向けているのも面白くないところです。
いつかリニューアルをおこなう時には、ぜひそのあたりも考慮に入れていただければと思いました。
(2013年11月訪問)
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