公園がある一角は阪急、JR城東貨物線、東海道新幹線の線路に囲まれており、区画道路などが十分に整備されていないこともあって、今も古い住宅やアパートなどが混み合っている地区です。そして、いしいひさいちのマンガ『バイトくん』の舞台となった町でもあります。
と言っても、公園自体にこれと言って変わったところはありません。
長方形状の公園の中ほどに高木植栽があって、なんとなく広場と遊具広場とが分けられています。
遊具広場もブランコ2種、滑り台2種など標準的なものばかりです。
現在、阪急千里線では連続立体交差事業(鉄道高架化)が進められており、下新庄駅も場所を移す予定があります。
これに伴って周辺地区の住宅更新(すなわち若い世代への住民入れ替え)が進むことが予想されますので、この公園もまた違った色合いになっていくかも知れません。
そうなった時には、この公園内にある「水防碑」が、地区の歴史や防災上の特性を刻むものとして価値を増してくるかも知れません。
●水防碑 碑文
東淀川区は、これまで幾多の水害に見舞われてきた。なかでも大正6年(1917)の神崎川下新庄樋(ここより北200メートル)の決壊は、区内をはじめ淀川河口に至る全域に大きな災害をもたらした。近年、河川改修が進み、こうした大水害はほとんど見られなくなったが、なお一層水防意識の高揚をはかり、水害防除と河川愛護を念願してこの碑を建立する。
昭和51年秋 大阪市
(2013年3月訪問)
兵庫にはこのタイプのブランコを見たことがありません。
返信削除1歳の娘が楽しみにしているブランコなので大阪ですがいってきす!
ありがとうございます♪
>匿名さん
返信削除コメントありがとうございます。バケット型(幼児でも座れるタイプ)のブランコは、増えてきてはいますが、まだまだ少ないですね。
しかし大阪市では継続的に導入を進めているようで、あるていど以上の広さ(と言っても児童公園規模)のある公園なら、普通の座板型のものとバケット型のものが1基ずつ置かれていることが多いようです。
もしかすると下新庄よりも匿名さんの家に近いところの公園にもあるかも知れませんので、ぜひ他の記事もご覧になってください。
とは言え、作者的には、それほど気にとめていないタイプの遊具だったので、あまり写真は掲載されていないかも知れません。
色々な方の興味に答えられる記事を目指していきたいと思います。