東小橋公園は、大阪の東成税務署の裏手にある公園です。
JR玉造駅から歩いて2~3分、付近ではいちばん大きく、人が集まってきそうな雰囲気に溢れています。
公園に入ると、いきなり土俵があります。
大阪はそれほどアマチュア相撲が盛んな土地柄でもなく、「公園に土俵」は珍しいように思うのですが、これは毎年3月の春場所の際に近くに宿舎を持つ伊勢ヶ濱部屋が市に寄付したもので、ここで力士の稽古が行なわれるそうです。伊勢ヶ濱部屋ってことは、横綱・日馬富士もここで稽古するわけですね。
土俵のある一角から、藤棚や桜の園がある一角を抜けると、広場・遊具広場になっています。
遊具広場は、最近の大阪市の公園に多いパターンで、古くからあるコンクリート製の遊具と、新しく設置した小さめの複合遊具、低い滑り台などが混在しています。おそらく古い鉄製・木製の遊具などは撤去されて新しいものに更新されたのでしょう。
でも古いコンクリート遊具やタイヤ遊具も色とりどりに塗り直され、存在感が出ています。
それに比べると、山遊具が地味です。
大阪市内のほかの公園では、古い山遊具をカラフルに塗り直すのが流行っているのですが、ここはまだ着手されていないようでした。
(2013年6月訪問)
【2017年3月追記】
この記事をアップしてから4年が経ちましたが、ついに春場所前の土俵の様子を見に行く機会を得ました。
土俵の周りにはビニールシートが掛けられ、半屋内になっています。
シートに目を近づけると中の様子が見えるので、見学者の皆さんはみんなド近眼のようになって中を覗いていました。
この時、伊勢ヶ濱部屋には横綱・日馬富士を筆頭に、大関・照ノ富士、幕内には宝富士、十両にも安美錦、誉富士、照強と多数の関取が在籍している上に、公園の中なのでフラッっと訪ねてきても見学できる気安さもあって、非常に多くの見学者で賑わっていました。
横綱だってフラッと歩いていましたよ。
でも力士たちの稽古の邪魔にならないよう、見学時はお静かに。
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