阪神電鉄・鳴尾駅のすぐ近くに鳴尾八幡神社があります。
平らな土地にあり、線路脇からスーッとまっすぐに続く参道が印象的なお社です。
その北側、上鳴尾町自治会館と一体的な区画に上鳴尾公園があります。そうした立地ですので、古い時代から村の共有地的な土地だったではないかと想像します。
現在の公園は、道路と用水路に囲まれた、やや変形の鈎型の敷地の北側に遊具広場、南側に多目的に使える広場があります。
遊具は古めのものが多いのですが、塗装はしっかり補修されており、目に鮮やかなものが多く並びます。
西宮市内には今でも回転ジャングルジムが多いのですが、こちらのものは初めから回らない球形ジャングルジムです。
砂場には面白い形の遊び台があります。
棒の先端が飛び出しすぎているのが楽しそうです(今日の安全管理の目で見ると危険なのですが)。
用水路沿いには近隣の方が手入れをする美しい花壇があります。
西宮市の関係の表彰をたびたび受けているようです。
南側の広場の真ん中には、作者知らずの童子像があります。本ブログではNo.321の宮前公園で初登場しましたが、けっこうあちこちの公園で見かけますので、ある時期によく売れた規格品ではないかと思います。
あと、西宮市の公園では、出入口をコンクリート製の動物が守っているものをよく見かけます。
何十年もの間、出入りする子供たちに踏まれたり蹴飛ばされたりしながら、それでいて子供たちが飛び出さないよう、危険な車が入ってこないようにと、真っ白に燃え尽きながら公園を守り続けている姿に心打たれます。
(2013年1月訪問)
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