No.352で出てきた日本堤ですが、それをつくる時に隅田川端にある真土山(待乳山聖天)の一部を切り崩して土を採ったそうです。
その名残なのかどうかはわかりませんが、今も待乳山聖天の西側は東側と比べると切り立った崖状の地形になっており、その崖下に待乳山聖天公園があります。
公園としては、やや変形の敷地のうち北側に広場を、狭くなる南側に遊具を配しており、公園の中を通り抜けられるような舗装園路が通っています。
遊具は新しめのものばかりで、さいきんリニューアルされたようです。
冬枯れでなんだかよくわかりませんが、サクラとかユリノキとか、花がきれいな樹が植えられているように思います。
江戸時代には、こんなに楽しそうな町並みだったそうなので、きっと花の季節にはそれを思い出させることでしょう。
ちなみに、作家・池波正太郎はこの公園のすぐ南にある家で生まれたそうで、公園内に記念碑があります。没後20年以上がたちますが今も変わらず国民的人気作家ですので、もう少し賑やかにしても良さそうなものですが、わりあいに地味な記念碑でした。
●TAITOおでかけナビ 池波正太郎生誕地碑
(2013年1月訪問)
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