No.274の四谷見附公園から道を渡ったところ、赤坂迎賓館の正門の前につくられた公園です。
きれいな三角形をした公園の真ん中を石畳道が通っており、その両側に左右対称にユリノキ並木と西洋庭園風の広場が配置されています。知らない人は道路脇の緑地帯、ないしは迎賓館の前庭の一部のように思ってしまいますが、制度上は新宿区の公園に挟まれたところを都道が通っている形になっています。
もっとも、都道といってもきれいな石畳道で公園風になっていますし、両端は車止めで仕切られていて国賓が迎賓館に向かう時くらいしか開かないようになっているため、普段は公園の一部として使うことができそうです。
交通量の多い道路に挟まれているし、迎賓館の正面なんて落ち着かないようにも思うのですが、東京の都心暮らしではそれもまたありということなのか、寒い季節にも関わらず短い間に多くの人が利用しているのを見かけました。
冬の曇り空の日に訪れたものでイマイチな写真しかありませんが、並木道の独特の景観は、気候の良い時であれば写真撮影のポイントにもなると思われます。
ちょっとした噴水や照明灯も洋風の洒落たデザインなので、モデル撮影などにも良いかも知れません。
低灌木に囲まれた草原は、公園管理者としてはあまり立ち入って欲しくないように思いますが、近所の子供達にとっては、逆に入ってしまえば安全な遊び場所になると思います。
●新宿区による公園紹介のページ
(2012年11月訪問)
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