高知城下を流れる鏡川沿いには堤がありますが、古い時代につくられたもののようで堤の上に家が立ち並んでいます。水害への不安はあるように思いますが、日々の暮らしで言えば、鏡川を見下ろすロケーションが魅力です。
そんな堤上の家々に並んで、園名板の見当たらない小公園がありました。規模で言えば児童遊園クラスです。
レンガ柱のパーゴラからは鏡川を眺めることができます。
遊具はブランコがありますが、あまり子供が遊んでいる気配はありません。
公園の奥には、石橋のような形の謎の物件がありました。
こちらのサイトに掲載されている高知城下町の地図を見ると、どうもこの小公園がある場所は鏡川から堀川につながる掘割が南北に流れていた場所のように思えますので、もしかすると掘割にかかる橋をモチーフにしたデザインなのかも知れません。
石橋のようなものの裏に回ってみると階段になっており、その上の段にはベンチの並ぶ広場がもう一つありました。
全体的に古ぼけてはいるのですが、色々と面白いつくりの公園です。川を眺めてのんびりするには良い場所なので、機会があれば手入れをして欲しいものです。
(2012年9月訪問)
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