千歳児童遊園は、夙川にほど近い古くからの住宅地の中にある200平米ほどの小さな公園です。これと言って特徴はないのですが、たまたま立ち寄った折に初めて見るものを見つけました。
それは「樹の中からミミズ」
公園にポプラの樹があり、胸高くらいの樹皮に幅1~2センチほど、長さ5センチほどの穴が空いていました。
カミキリムシが空けた穴だろうと思い、「幼虫でも出てこないかな~」と細枝でほじくっていると、木屑とともに顔を出したのは体長5センチほどのミミズではありませんか。
ミミズの種類まではわかりませんが、いくらなんでも自分で樹皮に穴を空けたとは思えないので、やはりカミキリムシなどの幼虫が巣立った後、樹皮下のコルク層がボロボロの木屑状になった部分に入り込んでいたものと思われます。
ミミズの生態についての知識がまったくないので、
1)これはよく観察されることなのか?
2)樹皮下を好み、ある程度の期間を樹の中で暮らす(暮らせる)種のミミズが存在するのか?
3)雨が降った日に這い回っているうちにたまたま入ってしまっただけなのでは?(見つけたのは雨の翌日でした)
などサッパリ分かりませんが、とにかく樹の中からミミズが出てきたという報告まで。
いつかミミズに詳しい人にお会いする機会があれば質問して、結果を加筆したいと思います。
その辺りよく分からないので、とりあえずこのミミズには樹の中にお引き取り願い、ほじくり出した木屑を拾って穴に入れ直しておきました。
ちなみに、こちらに似たような体験をした方のブログがありました。
ミミズに比べると話題性に欠けますが、いちおう公園の全貌も。
西宮市の公園ではよく見かける、「1上り口、2滑り面、左右対称型」の滑り台を中心に、シーソー、鉄棒、砂場のある公園です。
狭いし古ぼけてはいるのですが、街角にあって開けているので、散歩中のちょっとした立ち寄り、休憩などによい感じです。
(2012年11月訪問)
ミミズのことしか書いていなかったこの児童遊園に、阪神・淡路大震災から19年を経て、多くの住民が入れ替わって震災の記憶が風化することを懸念した自治会により、震災を記録する新しいモニュメントが設置されたそうです。
返信削除●神戸新聞記事 2014/1/20「震災19年経てモニュメント 記憶風化に危機感 西宮」
>http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201401/0006649267.shtml