寺田町公園は、公園内の大半が野球場になる多目的広場に占められており、外野フェンスの裏側にちょっとだけ小さな広場や遊具がある公園です。
しかし公園全体でいちばん印象に残るのは、仮称「タイヤの丘」の会談スペースでしょう。
色とりどりの古タイヤに囲まれた丘の頂上には、これまたカラフルなイス。ほかの公園ではあまり見かけない一人用のイスが5脚、円形に並んでいます。
イスの輪の中央には、囲炉裏のような円形のスペースがあります。普段は灰皿代わりにされてしまっているようです。
ここに円卓があれば様になりますが、あてはまる円卓となると相当な大きさです。また一本柱のパーゴラがあった跡のようにも思いますが、その場合イスに座った人たちはみな柱をにらむことになります。
古い公園では、時々こうした意味・経過不明の物件に出会います。
公園の中には和光地蔵尊。大きい地蔵堂の屋根が片側だけ広がり、その下に小さな地蔵堂がある面白いつくりです。
公園のすぐ北側には久保神社。旧久保村の産土神にして、四天王寺を守る天王寺七宮の一つとして創建されたと伝えられるお社です。
●大阪府神社庁 久保神社のページ
(2012年8月訪問)
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