真田山公園のある場所は、もとは字小橋山といいましたが明治以降いくつか変遷があり、1965年の町名変更以降は真田山町になっています。『
角川日本地名大辞典27 大阪府』によれば、「当地のほとんどが真田山公園地であることによる」そうなので、公園が周辺の町名に影響を与えた一例です。
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内務省大阪実測図(1888) 字名を赤字で強調 |
1939年に公園が開設される以前、この場所には陸軍の騎兵第四連隊がありましたが1932年に堺に移転しています。移転理由はよく分かりませんが、移転先は現在の金岡公園や警察学校のあるあたりの相当広い場所なので、坂に囲まれたこちらでは敷地が狭くて訓練などがやりにくかったのかも知れません。
さて現在の真田山公園は、スポーツセンター(屋内・屋外プール、アイススケート場)、テニスコート4面、野球場1面などを擁しており、市街地におけるスポーツの拠点になっています。
反面、ぼんやりのんびりできる木陰や自由に使える広場は少なめなのが惜しまれます。
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テニスコート |
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花壇もなかなかきれいです |
遊具広場はスポーツセンター横と野球場横の2ヵ所あり、それぞれが街中の公園くらいの広さがあるので、子供たちもたっぷり遊べると思います。
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スポーツセンター横の遊具広場 |
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砂場にいたワニとカメの対決 |
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ここにも大阪市内でよく見かける山遊具 |
(2012年7月訪問)
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