一説によると、どちらも元は本当に川の一部だったものが、江戸時代初期に上流の方で川が付け替えられ、河口部だけを残して埋め立てられたものだそうです。
そんな両堀留川も東京の時代になって水運が衰退してくると徐々に不要のものとなり、先に西堀留川が埋め立てられ、東堀留川も戦災ガレキの埋立で1949年(昭和24年)には姿を消しました。
その東堀留川の行き止まり部分だったところにつくられたのが、堀留児童公園です。
そういう立地ですので、とにかく敷地が細長いのが特徴です。公園の中で100m走ができるくらいの細長さがあります。
また公園北側に区の保健所や保育園が入った高層の複合施設がそびえており、そこに向かってイチョウ並木がビスタを形成しています。
イチョウが色づく秋には、また違った景観になることでしょう |
公園の外周部にはベンチが非常に多く、一休みする場所には困りません。他の公園と比べると多すぎるくらいですが、きっと天気の良い日のお昼時には満席になると思います。
手前の背もたれがないベンチは、たぶん災害時にかまどになるタイプです |
保育園に隣接する公園北端には、カラフルな遊具が置かれた遊具広場があります。
大きく育ったイチョウやケヤキの樹下になっていて、落ち着いて遊べる良い遊び場だと思います。
最近置かれたもののようで、足元は柔らかいマットになっています |
夏はよしず張りの屋根がつく砂場 |
木陰が涼しげです |
公園東側の入口には、地域の方々育てていると思われる花壇がありました。
訪れたのが夏だったので、ちょっと育ちすぎなくらいに育っていました。
下町の路地風とも言えます |
(2012年8月訪問)
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