東側の坂下から神田明神を見上げる |
ですので、神田明神のすぐ西側にある宮本公園も、坂道だらけの地形を活かした公園になっています。
あっちも坂道 |
こっちも坂道 |
坂道の高低差を活かした遊具 |
公園内には、近くで材木商を営み、神田明神の氏子総代を務めていた遠藤家が昭和初期に建てた店舗兼住宅が移築されています(神田の家)。 普段は塀の外から覗くことしかできませんが、月に3回ほど見学できる日があるということです。
神田の家全景 |
また、明治の頃に地元の学校教育に尽力した三谷長三郎の胸像が置かれています。
この銅像(胸像)が少し面白いのは、それ自体が有形文化財(歴史資料)として千代田区の文化財指定を受けているということ。「文化財になるようなものに関わった人」の銅像はよく見ますが、銅像自体が価値を持ってくるというのは、対象となっている人とともに年月の積み重ねが効いてくるのでしょう。
また像が建てられたのが1934年(昭和9年)、指定を受けたのが2002年(平成14年)ですので、70年足らずで文化財の指定を受けています。ほかの例を調べたわけではありませんが、これはけっこうなスピード指定に入るのではないかと思います。
神田明神の境内拡張で1961年に移設されたそうです |
●神田の家(遠藤家旧店舗・住宅主屋)のページ
(2012年7月訪問)
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