4392/1000 中島中央公園(熊本市西区)

2026/10/22

熊本県 熊本市西区 身近な公園 盛土山 日時計

熊本市西区の中島町(なかしままち)は、白川の河口にもほど近く、江戸時代に新田開発された農業地帯です。No.4392 小島公園で登場した小島(おしま)地区とは1kmほどしか離れておらず、小島と中島なので何か関係があるようにも思うのですが、詳しいことは知りません。

そんな中島地区の中島小学校の隣、中島集落から見れば西の外れに、総面積2ヘクタールほどの中島中央公園があります。
中学校に近い東半分が少年野球場と駐車場、西半分が遊具などもある園地になっており、それらを取り囲むように、外周部をグルっと回れる園路が作られています。

まぁ少年野球場は、見たまんまといった感じです。奥に見えているのが中島中学校。

一方の園地部分は、中央に盛土山を置いて、その周りに遊具広場、ゲートボール場、休憩所などを分散配置している作りです。
「まずはシンボリックな盛土山へ」と思って足を進め始めると、手前にある日時計が目に入りました。盤面がやや薄汚れていますが、シルバーメタリックな旗竿付きのグノモンがカッコいい一品です。

こういう感じの日時計がある公園は、全体デザインが宇宙的な何かで整えられていることが多いものです。そう思いながら歩いていくと、盛土山の上にはストーンサークルのようなものが見えます。

これは良いですね。盛土山の頂上に、中央に立石的な銀色の柱を置いて、周りに環状列石が配されています。まさしくストーンサークル。
列石は12本あればわかりやすかったのですが、12時と6時の位置には階段が通じていて欠けているので、合計10本です。

黒い列石と、中央の銀色の柱との対比が素敵です。中央部上空のグルグルとなったところで、宇宙から下りてくる何かしらのパワーを集めて、その下の銀色の柱に注ぎ込んでいるかのようです。

銀色の柱にはスピーカーの網のようなものが取り付けられているので、なにか音や信号を発するのではないかと思うのですが、私が滞在している間は静かなものでした。
宇宙からのメッセージを音声化する装置でしょうか。

ストーンサークルの周りにも、特徴的な石製スツールが置かれており、中心部のサークルの力を補助しています。これは東西南北。

これは星図。星型の星に囲まれて、中央部には何か黒くモヤモヤしたものが描かれています。ブラックホールや超新星爆発など、星々の誕生に関わる何かなのかも知れません。

これは、その場では何かわからなくて適当に撮影したのですが、落ち着いてよく見ると、太平洋を中心においた世界地図ですね。超古代文明が残したものなのかも知れません。

そういう目で見ていくと、遊具広場にも宇宙的なものが有るような無いような。

この回転遊具なんか、完全に空飛ぶ円盤ですよね。江戸時代に常陸国に流れ着いた虚舟(うつろぶね)だと言っても通じる外観です。

宇宙とは少し違いますが、こちらのイルカ型の揺れる動物遊具は、補修箇所が脳改造手術の痕のようにも見えて、挿絵画家・小松崎茂さんの「イルカがせめてきたぞっ」を思い出してしまいます。

でもさすがに、最新鋭の複合遊具まで来ると、私の想像力もネタ切れです。

ネタも尽きたので、盛土山から北の方に見える石碑を見学に行きます。

2つ並んだ石碑のうち、右側は熊本出身で明治~昭和初期にジャーナリスト、後に衆議院議員として活躍した素行井手三郎の記念碑、左側は戦没者慰霊塔です。
慰霊塔の揮毫が井出三郎なので、その横に後から記念碑が加わったのではないかと考えられますが、公園全体からすると明らかに古すぎるので、別の場所にあったものが公園整備時に移設されたのではないかと想像します。

あまりにアホなことばかり書いたので、誰かに叱られないか心配になる中島中央公園でした。

(2026年8月訪問)

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