香芝市の関屋は、古くは葛城と堺とを結ぶ長尾街道の関所があったと伝えられる地区です。
近鉄関屋駅の東側が旧街道沿いの集落で、その一角にある旗尾下池の畔に、関屋児童公園があります。
旧街道沿いは、こんな感じ。かなり建て変わってはいますが、ところどころに立派な蔵や庭を持つ家もあり、旧道ハイキングなどで人気がありそうです。
そんな村にある関屋児童公園。下写真で、だいたい全部が見えています。
何と言っても目立っているのは、飛行機型の遊具。本ブログでもラベルを付けている飛行機ジャングルジムではなく、乗り込んで運転遊び、後ろから飛び出して滑り台という遊び方ができるものです。
タラップを通って飛行機の中から出てこられるので、4人で法被を着て並んだら、ビートルズ来日ごっこもできるかと思います。
側面には、思い切り”JAPAN AIR LINES”と書かれていますが、JAL公認の遊具なのでしょうか。それとも、日本航空JALの英名は、厳密にはAIRとLINESの間にスペースがない、”AIRLINES”なので、ギリギリ逃れられると踏んでのことでしょうか。
コックピットはこんな感じ。
操縦桿もあって楽しげなのですが、子供が座ると、窓から外が見えなくなるのが玉に瑕です。
客席スペースは削られてすっぽりと穴が空いており、ここに滑り台用のハシゴが収まっています。
後ろから見ると、こうなっています。しっかりした滑り台があるので、飛行機事故からの避難も安心です。
そのほかには、4連ブランコや、
サッカーボールテイストのジャングルジムなどがあります。
鉄棒は、すごく低いものと、急に高いものとが併設されていて、もう少し中間があっても良いのではないかと思いました。
池端から世界へはばたく関屋児童公園でした。
(2024年5月訪問)
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