泉ヶ平公園は、神戸市北区の箕谷小学校のすぐ北側にある細長い公園です。
『神戸市小字名集』には、山田町原野の小字として「泉ヶ平(イズミガヒラ)」が収められていますので、公園名はこれから採られたものと思われます。
小学校の北側に、車両は通れないニュータウン内の幹線歩道が通っており、それに沿って幅12~13メートル、長さ90メートルほどの公園敷地が続いています。
園内に入り、端から全体を見通します。
上で「敷地幅12~13メートル」と言いましたが、敷地を挟む両側の道路との高低差があって、それを園内に斜面を作って処理しているので、有効に使えている面積はその半分くらいといったところです。
園内は4段に細かく切り分けて平場を作っており、ブランコがある段から、一段上がってパーゴラやコンクリート製の動物遊具がある小段へ。平場の面積なら、ここが一番広いように感じます。
ゾウ、カバ、キリンといった、公園遊具としてはおなじみの面々が並びます。
さらに一段上がると、滑り台と砂場がある小段。ここまで来ると、幹線歩道の方が園内よりも高い位置になるため、園内側に擁壁ができてきて、少し狭くなっています。
そして最上段の四段目へ。ただし、ここは幹線歩道からのエントランスのようなつくりで、とくに何もありません。
最上段に上ってから、いま来た方を振り返りますが、距離と高低差があるので、動物遊具もブランコもまったく見えません。
これでは、行ってみないことには、友達が遊んでいるかどうかもわからないので、なかなか面倒くさい構造の泉ヶ平公園でした。
おまけ.
園内の動物遊具は、なにの形なのかよくわかるものばかりでしたが、周りの道路で車止めに使われているアイテムは、かなり謎の形をしています。
車をぶつけられて転んでいるせいもあるかも知れませんが、それにしても謎。サザエ?
それとも、何でも何かを模っていると思ってはいけないのか。
(2024年7月訪問)
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