うるま市石川(旧・石川市)の曙地区は、県道沿いは住宅地なのですが、そこから低い丘を越えた海側は金武湾を見下ろす高台になっており、かつての米軍ハウスが並びます。最近は、米軍ハウスを使ったカフェなどが増えてきて、お洒落スポットとして人気が高まっているエリアです。
しかし、そちら側には公園がないので、住宅地側の曙区公民館の隣にあるあけぼの公園にやってきました。
写真奥の崖を越えたらすぐに冒頭の写真のような景色が広がるのですが、崖が高いので、こちらではまったく海の気配は感じられません。
でも、この公園も、道路からは30メートル以上奥に入ったところが敷地になっており、崖上の緑のボリュームの方がよく目立つので、カラフルな遊具がなければ公園の気配も感じられなかった程です。
なにかと気配を消してしまう崖。
離れたところからでも存在感を出していたのは、こちらの複合遊具。大小の滑り台を、トンネルやネット吊橋で繋いだものです。
それほど大きなものではありませんが、この公園の緑が多い雰囲気によく似合っています。
2連ブランコの鎖が異常に短いのは、いたずらっ子が鎖をねじりあげてしまったからです。
安全管理上は良くないことですが、子供がよく遊びに来ている証拠でもあるので、悪いようには取らずに戻しておきました。
そしてブランコの隣、崖の下には不自然に整形された盛土山があります。柵が付いているので子供が登ることを前提にしているわけですが、登ったところですぐに崖なので、とくに何ができるわけでもありません。
「以前はローラー滑り台など、盛土山を使いこなす遊具があったのでは?」と考えてみますが、想像の域を出ません。
ちなみに、はじめの方で出てきたものとは別に、もう一つ出入口があるのですが、そこは崖崩れがあって通行止めになっていました。
とにかく崖の影響が大きい、あけぼの公園でした。
(2024年3月訪問)
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