大阪の河内長野市は南から北へ流れる石川沿いに平野が開けているのですが、この石川による台地の削り方がけっこう厳しくて、河内長野駅付近では河川水面と台地上の高低差が15メートルくらいあります。そんなわけで川から台地へ水を引くことが難しく、台地上には溜池が多かったのですが、市街化が進む中で大半は埋め立てられて公共施設などに姿を変えました。
ここ中村池公園も、かつての中村池を埋め立てて作られた小公園です。
エントランス横には、なんとなく池の名残を伝えている水遊び場らしきものがありますが、訪ねたのが3月なので、この時はただ雨水が溜まった土を濡らしているだけのスペースになっていました。
その横にあった球体のものは、枠にポット苗を詰めてフラワーボールになるもののようにも思うのですが、今ひとつ確証が持てません。
そこを除けば、全体的には一面の土敷きの広場の周りに、いくつかの遊具が並べられている構造です。
メイン遊具は、わりと新しい複合遊具。それほど背は高くないのですが、横方向に色々な遊具が複合しています。
横向きのラダーやステップを使いながら落ちないように移動する遊びは、水上アスレチックのようではあります。
揺れる動物遊具もカバ。なんとなく、水辺の生き物を優先して選んでいるようにも思います。
とは言え、キリンもいるし、こちらが思うほども池にはこだわっていない中村池公園でした。
(2024年3月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿