福岡市の輝国(てるくに)は、町名で言えばNo.3752で登場した梅光園と隣合わせなのですが、No.3752 梅光園緑道、つまり旧・JR筑肥線が通っているあたりがガケ境になっていて、5メートルくらいの高低差があります。
そんなガケ上に小さな林を残しているのが、輝国公園です。
公園面積としては約2,450平米の街区公園なのですが、そのうちの道路に面した半分くらいが、隣接道路面から2メートルほど高い地盤の林になっています。
樹種はマツ、カシ類、クスノキなどで、周りが市街化していく中で、元々の地形や植生を残そうとした様子がうかがえます。
ちなみに、左奥の方に見えているのは、輝国特別緑地保全地区の緑の塊ですので、公園部分と2つあわせて、その役割を果たしていることになります。
この林を避けるようにして、一つだけの出入口から園内に入ります。
やはり林に場所を取られすぎているのか、いきなり通路を半分塞ぐような場所に2連ブランコがあり、奥の方に複合遊具や砂場が見えます。
複合遊具は、2つの滑り台にラダートンネルが複合したもの。街区公園に置かれる遊具としては一般的なサイズです。
が、奥の広場まで行って振り返った時には、巨大なマツに完全に圧倒されています。
一番大きなマツの樹高は、25メートルくらいあるでしょうか。
けっして生育良好な樹木ばかりではないのですが、でもやっぱり林の存在感に圧倒される輝国公園でした。
(2024年2月訪問)
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