伊万里市の蓮池児童公園は、No.3743 今町児童公園と同じ東西の通りに面してはいるのですが、距離は300メートル以上離れ、間に駅前の大通りを挟むこともあって、繁華街というよりは住宅街・ビジネス街の雰囲気が強い一角にある小公園です。
三角形に近い変形敷地の中に、遊具は4連ブランコと鉄棒、そのほかにトイレやパーゴラなどがあります。
不自然にスペースが空いているところがあるので、以前はもう少し遊具が多かったのではないかと思います。
ブランコは、可動部分が多くて点検や修理が大変なので真っ先に減らされそうな遊具ですが、逆に児童公園としては欠かせない人気の遊具でもあるため、管理者が判断に迷う物件のひとつです。
ここでは、サビなどの傷みが出やすく、つまづき事故の元にもなりやすいパイプ足元の部分に、砂を持ったり防水カバーを掛けたりして、長持ちをさせようと工夫をしている様子が見て取れました。
もしブランコが無くなると、あとはこの鉄棒だけですから、児童公園を名乗るにはかなり大変になってしまいます。
なぜかパーゴラは2つあって、フジの花を眺めるには良いのですが、その下で座れるベンチなどがないのが玉に瑕。
ステージ上に架かっているものよりは一回り小さいように思うので、こちらの藤棚の方が後発でしょうか。
周りには公民館やお社などもあるので、もう少し歴史を訪ねてみたい蓮池児童公園でした。
(2024年2月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿