阪急・甲東園駅方面から関西学院大学へと向かう学園花通りは、学舎の背景でもある甲山をアイストップとする直線が桜並木で包まれた気持ちの良い道路です。
良い道路沿いには良い住宅地、良い住宅地には良い公園ということで、関学大の正門前から200メートルほどのところに、小さくても楽しげなあざみ公園があります。
住宅地内の交通量が少ない道路、かつそれがクランクしている箇所に面しているので、全体が明るく、周りから園内が見渡せて、中で遊んでいる様子がよく見えるようになっています。
規模的に幼児向けの遊び場なので、これらは重要なポイントです。
それでいて、程よく育ったケヤキや屋根付きの休憩所などによって日影があり、ベンチも多いので、大人たちは散歩がてらに立ち寄って休むことができます。
周りの住宅との境界は、無粋な鉄柵などではなく、南欧風の白壁・素焼き屋根になっており、そこに覗き窓が開いているのも、子供たちには楽しいところです。
覗き込むだけでなく、潜って遊べるプレイウォールになっている箇所や、飾りタイルが埋め込まれている箇所もあります。
このようなタイル装飾もいくつか埋められています。やや鼻の穴が大きなお月さま。
幼児サイズですが、滑り台、鉄棒、登り棒などの遊具も一通り揃っています。
落ち着いた町の雰囲気によく似合う、あざみ公園でした。
(2024年2月訪問)
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