葛飾区の施設「にこわ新小岩」は、地域コミュニティ施設と位置づけられ、保健センターや保育園、児童館的施設などの複合施設です。
もともとは小学校の横に児童館、保育園、障害者福祉会館などが建ち並び、その横に上平井児童遊園があったのですが、小学校は統廃合で場所が変わって跡地に病院が建ち、区立施設は建て直された一つの建物にまとめて入居し、建物前面のよく目立つところに舗装された広場と遊び場とができました
上のような事業の流れですので、この遊び場は上平井児童遊園が少し場所を移して再整備されたものではないかと考えたのですが、現地で園名板は見当たらず、区の資料には「にこわ新小岩の外庭」と書かれているので、とりあえずその名前で記事にします。
もう児童遊園としては廃止され、複合施設の一部として一体管理されるようになったのかも知れません。
遊び場としては、大きく2つのパーツに分かれており、その1つが芝生広場。
建物前の舗装広場から繋がる位置に、10×15メートルくらいのものが1面取られていますが、訪ねた時はまだ養生中でした。
正直なところ、「この環境に鉄棒が必要かなぁ」と疑問に思うのですが、とにかく置かれています。
そこから建物の西側に回り込むように伸びるのが、遊具コーナー。
ただし、にこわ新小岩として必要な舗装園路を張り巡らせ、残りの部分に芝を貼ってコンクリート製の動物遊具と揺れる動物遊具を並べただけですので、遊び場としては使いやすいものではありません。
そのほかに、防災設備も大量導入されており、井戸、かまどベンチ、耐震性貯水槽などがありました。建物と一体的に、災害時の避難・支援拠点となることが期待されます。
トイレは使わなかったのですが、おそらく防災対応タイプだろうと思います。
(2023年12月訪問)
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