かりゆし公園は、No.3638 志真志公園と同じ住宅地内にあり、距離も100メートルほどしか離れていない小公園です。
面積もNo.3638の1/5ほどしかなく、また2本の坂道に挟まれて道路との高低差を処理しなければならない難しい土地を使っています。
そんなわけで、けっして使いやすい敷地でもないので、公園施設といえば砂場くらいのシンプル構成になっています。
もとはほかにも鉄棒くらいはあったかも知れませんが、No.3638と競合する中では、こちらの小さな公園の施設が減ることは止むなしです。
住宅に近いところに植えられた樹々も、枝が伸びすぎて邪魔になったのでしょうか、太枝をバッサリと伐られて、ずいぶん寂しい状態になっていました。これも敷地が狭いせいだと言えましょう。
そんな感じで少し寂しくなっている中で、目立っているのが擬木ならぬ擬竹のベンチ。夏場に涼しい竹の縁台を模しています。
もっとも、No.3638で沖縄の擬木技術の素晴らしさに触れたところなのに、この擬竹は竹なのに四角くなっているのが少々残念ではあります。
暑い日の夕涼みには、もう少し背の高い樹を残して欲しかった宜野湾市のかりゆし公園でした。
(2023年11月訪問)
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