この公園は、No.3572 日和山公園に行く途中にあったのですが、現地に園名板や標柱がなく、名前がわかりませんでした。がしかし、Google Street Viewで日付を遡っていくと、整備工事中だった2019年(令和元年)の画像に公園名が入っていたので、それを頼りに日和が丘公園と呼ぶことにします。
こちらが2019年のStreet Viewよりスクリーンショット。工事中の標識看板に「日和が丘公園」と入っています。
再び、現在の公園に。
坂道の途中にあって、園内は大きく上下2段に切り分けられて、階段で繋がっています。
上段にはとくに施設はなく、下段の中央にシンボルツリーとしてサルスベリが植えられ、その横に一本柱の休憩所が設置されています。見る限りでは、サルスベリのための空間だと言っても差し支えないでしょう。
でも、とくに巨木や老木というわけでもなさそうで、こんなに注目されている理由がよくわかりません。
横には解説板が設置されているのですが、まったくなにも書かれていません。工事があってからまだ5年くらいですし、ここまで綺麗サッパリと文字も図も無くなってしまうとも思えないので、板だけ設置されて解説文は載せられていないのかも知れません。
最近の解説板は、樹脂シートに印刷したものを貼り付ける仕様もあるので、そのタイプではないかと考えます。
解説板が真っ白な謎は解けても、サルスベリの謎は解けません。
下写真は、公園整備前の2015年(平成27年)のStreet Viewに写るサルスベリ。
向きが逆になっていますが、低い位置で大きく曲がっているあたりが、同じ樹のような気がして、公園整備にあたってわざわざ移植したのではないかと考えます。
謎は謎のまま残ってしまった日和が丘公園。
次に訪れる機会までには、解説板に文章が貼られていることを祈ります。
(2023年11月訪問)
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