神戸市灘区の六甲台町は、町域の8割方が神戸大学の六甲台キャンパスなのですが、残りは住宅地で、その一角の坂の途中に、六甲台中公園があります。
崖の上を通る坂道と、擁壁で固定された崖との間の細長いところを敷地にしており、園内すべてが接道部、かつ接崖部という独特の構造です。
このため、どこからでも入りやすく、どこからでも眺めが良いので、散歩中のちょっとした立ち寄りや夕涼みなどに適しています。
敷地全体が少し傾いているような土地ですが、苦心して2ヵ所ほど平場を作って、滑り台&ブランコの複合遊具や、パーゴラも置かれています。
ただ、パーゴラのところは、本来であれば座って落ち着いて、のんびりと遠くを眺めたりする場所だと思うのですが、殊更に高い生垣で仕切られていました。
実際、落ちたり落としたりするとかなり危ない角度の崖なので、ここに人が集まり過ぎないようにしているのかも知れません。
とても神戸らしい特徴を備えた六甲台中公園でした。
(2023年11月訪問)
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