阪急・岡本駅から西へ約1km、住吉川の東岸あたりの町が西岡本です。
その中でも西岡本公園は、住吉川沿いの道路を渡ってすぐのところにあるのですが、道に面して僅かな開口部しかなくて、あまり目立たない小公園です。
一本道の通路を入っていって、突き当りで左に曲がると、滑り台&砂場とブランコがある遊び場が出現しました。
道路沿いに建てたいマンションと戸建住宅とに囲まれた、谷間のような場所が公園敷地です。おそらくマンション側の開発に伴って作られたものと思われます。
遊具は、ペンキは塗り直してあるのできれいなのですが、最新の安全基準からすると狭い場所に詰め込み過ぎなので、そう遠からず撤去されてしまう気がします。
園内に入ってみてわかったのですが、出入口はもう一つあります。でも階段を登ってみたら、そこはマンションのエントランスだったので、引き返す事になりました。
秘密の隠れ家みたいな魅力はあるのですが、周りからの視線がなさすぎて、子供だけで遊びに行かせるのは少し不安な場所だとも言えます。
ちなみに、冒頭の写真を写したあたりから振り返った住吉川の様子がこちら。六甲山麓の傾斜地を、轟々と勢いよく流れる川です。
空間としての魅力とか、開放感とか、落ち着ける居場所という意味では、住吉川の方がかなり上なので、実際のところマンション住民の通り抜け利用がメインなのではないかと思ってしまう西岡本公園でした。
(2023年5月訪問)
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