大阪市城東区にある白山(しらやま)神社のすぐ西に、白山公園があります。
と言いつつ、実際は神社すぐ西の道路沿いには屋根付きの車庫や地車倉庫が並んでいて、その裏手の平野川との間が細長く公園になっています。
出入口が狭いので、園名柱はずっと入っていったところに立てられています。
この公園自体にとくに歴史性はないように思いますが、園名柱は石造りの重厚なもので、古い道標のような趣のあるものです。
これでほぼ全景。細長い敷地の両側に並木があるので、いっそう細長く見えます。
車庫の背中はブロック塀で少し素っ気ないですが、建物越しには大阪府の天然記念物に指定されている大イチョウなど、白山神社の社叢がよく見えるので、これも公園の緑の一部のように感じられます。
まぁどちらかと言えば、もとは公園のほうが境内の一部だったのかも知れませんが。
遊具は幼児向けサイズの滑り台と、バケット式のブランコがあります。
車庫のお陰で道路とは隔てられて安心ですし、目立たないため人も少なめで、幼児を遊ばせるには意外に穴場かも知れません。
しばらくボンヤリしていると、平野川に大阪市の水面清掃船がやってきました。
この船で走り回り、水面に浮いたゴミをベルトコンベアのような部分にすくい上げて行くものです。
目立たないのですが、中に入ってみれば悪くない白山公園でした。
(2023年6月訪問)
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