姫路市西南部には、かつて「新日鉄広畑」と呼ばれた日本製鐵の巨大な製鉄所があることで有名ですが、もともとは江戸時代に造成された新田地帯でした。そうした土地には干満によって海水が入ってくる川があるもので、汐入川と呼ばれています。
姫路市大津区と広畑区の境になっている汐入川に向かって、西の大津区から流れ込む川が西土井川。これの合流点から100メートルほどの両岸が西土井川緑地になり、その先に汐入川公園が繋がっています。
川沿いの緑地は、基本的には細長い緑道型なのですが、幅広になっている部分もあって、けっこう大きめの休憩所なども置かれています。
桜並木の間に急にヤシが植えられていたりもして、少し不思議な景色になっています。
そして、川にかかる築切橋を越えると、汐入川公園に入ります。
広くはなりますが、川沿いの桜並木は続いており、利用者も公園の真ん中を突っ切って、通り抜ける人が多いようです。
一番奥まで行くと、2連ブランコ、シーソー、滑り台、ジャングルジムなどの遊具がまとまって設置されていました。
遊具は比較的新しく、最近の姫路市内ではよく見かけるタイプのものが採用されています。
桜の花が散った跡に訪ねた汐入川公園と西土井川緑地でした。
(2023年4月訪問)
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