阪急・山本駅の北側に位置する長尾山麓部には、1960年代から開発された山本台という住宅地があります。駅からずっと坂道で70~80メートルを登るような地形で、住宅地が終わればその先は山というような町でした。
ところが、1980年代後半からその先にも宅地開発が入るようになり、山手台(阪急宝塚山手台)と名付けられました。標高はさらに上がり、最寄駅から高低差200メートル以上も急坂を上っていかねばなりませんが、その分だけ阪神間の平野部への見晴らしは良く、今も開発・分譲が続く人気の住宅地となっています。
そんな山手台の中心的な公園が、山本山手中央公園です。
面積は2.4ヘクタールほどあってそこそこ広いのですが、まとまった平坦地は限られており、このグラウンド部分だけです。
それ以外は、元の地形を活かしつつ緩やかに造成された林、池、園路などになっており、どちらかと言えば大人向けの、ゆったりと寛げる公園だと言えます。
ここなどは、谷頭が園地になっており、下りていくとそのまま森に繋がっているほどに、元地形を活かしています。
緑道を挟んですぐ隣にはショッピングモールもあり、地域の皆さんにとって何かと使い勝手がよい山本山手中央公園でした。
(2023年2月訪問)
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