No.3392 石原町公園があった門真市石原町は、昭和中期に農村から都市へと一気に開発された地域で、小規模宅地が連なる混み合った住宅地が広がっているのですが、京阪・古川橋駅に近いところではジワジワと再開発が進められています。
そんな一角に、通行路を確保しつつ小公園を3つ並べて配置し、ひとまとまりのオープンスペースを確保しているのが、石原町東公園ほか2つの広場です。
上写真に3ヵ所とも写っていて、手前で赤いツバキが咲いている緑地が石原町東広場、ブランコが見えているのが石原町東公園、その奥に小さく中木が写っているのが石原町東2号広場です。
...と説明されても良くわからないでしょうから順番に。
まず石原町東広場は、中央にクスノキを置いて、周りをレンガ張り舗装で丸く囲んだ小広場です。
アベリアやツバキなど、強くてよく成長する花木も植えられているので、広場というよりは休憩向けの園地の色合いが強いと思います。
そこから3m幅道路を渡ったところが石原町東公園。こちらは打って変わって、土敷きの中に滑り台、ブランコ、ぐねぐねジャングルジムなどが置かれ、完全に子供の遊び場となっています。
滑り台は、どちらから登っても滑っても構わないタイプのもの。
適当な呼び名が思いつかないので、ぐねぐねジャングルジムと呼んでいる物件など、他の公園とは少し違った遊具が導入されています。
道路沿いにコンクリートベンチを配置するなど、道行く人が気軽に立ち寄れる形にしているあたりが、立地に配慮した内容だと言えるでしょう。
そして、今度は少し広めの6m幅道路を渡ったところにあるのが、石原町東2号広場。
こちらは全面がレンガ張りの円形広場となっており、高木や日陰はないので、東広場とはかなり違った雰囲気になっています。
普段づかいと言うよりは、ちょっとしたイベント向けの空間といった位置づけでしょうか。
でも広場をグルリと囲むコンクリートベンチもあるので、夕方くらいに涼しくなってから、ダラダラ座ったりおしゃべりしたりには、ちょうど良いかも。
少し大きな公園なら、一つの敷地の中に全部が収まってしまうのですが、それが3つに分かれたことで、逆に個性が際立った石原町東公園と2つの広場でした。
(2023年3月訪問)
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