No.3355 大庭町1丁目児童公園と同じ守口市大庭町に、八坂瓊(やさかに)神社が祀られています。祭神は素戔嗚命(牛頭天王)で、京都祇園の八坂神社から勧請されたとされ、村人のための小さな神社です。
これの境内が大庭町2丁目第1公園となっています。
「せっかく来たので、まずは参拝を」と思いましたが、社殿の右奥の方に、もう滑り台などがちらりと見えています。
滑り台が2基と、2連ブランコがコンパクトに収められています。
もともとは2つの滑り台の間にエノキか何かが植わっていたようですが、今は伐り倒されて切株だけになっていました。
2つの滑り台はよく似ているのですが別々のモデルで、手摺りが赤い方は、デッキ部の手摺りと滑り部の手摺りとの間に少し隙間が空いています。こういうところに子供が指を挟んだり、マフラーや水筒の紐などを引っ掛けて首が締まる事故などが起こるため、隙間をつくらないようにしなければなりません。
ここでは溶接が間に合わったのか、テープでグルグル巻きにして隙間を塞ぐという応急処置をしているのですが、テープの状況からして、応急処置をしてからでも5年くらい経っているのではないかと思われます。
これは相当のベテラン遊具の残骸です。両側に張り出した横木から、ブランコか吊り輪か、
なにがぶら下がっていたのかが気になります。
公園はもう1ブロック、社殿の反対側にも分かれて設置されています。
こちらは地区の集会施設とも一体化しており、パーゴラの周りにコンクリート製の動物遊具や鉄棒などが設置されています。
児童向け、幼児向けの遊具コーナーがそれぞれ分かれ、社殿前は広場になっていて集会所まである、となれば、けっこうな規模の公園だとも言えます。
守口市の遊具の中ではイチオシの「幸せの白いゾウ」。
良い感じに色が抜けて、ほぼ真っ白になっていますが、目と耳には色が残って表情を作っているところがポイントです。
村の鎮守の神様のお隣にある大庭町2丁目第1公園でした。
(2022年12月訪問)
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