西宮市西部を流れる夙川(しゅくがわ)は、六甲山系西部の山々から流れ出し、延長7~8kmほどの間に300メートル以上の高低差を一気に流れてくるのですが、川添町はそのほぼ最下流にあります。
ですので、その町にある川添公園も、少年野球なら2面使える平坦な多目的広場を持つ広々とした公園です。
広場のバックネットも立派なものが付いているので、近所の少年野球チームは足繁く通ってくることでしょう。
敷地の2/3くらいは多目的広場なのですが、残りの遊具広場もけっこうゆとりのある施設配置で、ドッジボールくらいならできるくらいの広場スペースがあります。
割と最近に遊具は一部入れ替えられたようで、滑り台が大・小、ブランコは1つの中に座板式のものとバケット式のものがぶら下がったタイプのものが置かれています。
ブランコって、揺れるところは偶数になっている事が多いので、3連はなにげに新鮮です。
あと、遊具の中で心に止まったのは、こちらのスプリング遊具です。
よくある動物型でも乗物型でもない、イスに手すりと足乗せが付いただけというシンプルスタイル。
動物型や乗物型に進化する以前の原初の形なのか、あるいは独自の進化を遂げ装飾を削ぎ落としてここに至ったのか。
遊んでいる子供たちにも感想を聞いてみたくなる形をしています。
子供向けだけではなく、健康器具コーナーも大きな複合タイプのものが置かれています。
ほんの100メートルほど離れたところには、ジョギングやウォーキングをする人が多い夙川公園があるので、ここまで少しだけ足を伸ばせば器具運動もできるようになっているという棲み分けです。
大きなパーゴラやトイレもあるので、何かと地域の公園の中心的な役割を果たしている川添公園でした。
(2022年1月訪問)
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