No.3296で荒川区東尾久5丁目防災広場を訪ねたのですが、同じ町内で、こちらは防災スポット。同じ防災目的でも呼び名が違うからには、広さや設備などが何か違っているのだろうとは思うのですが、現地で見る限りではよくわかりません。
まだ割と新しい施設と思われ、整備時に設計会社が描くような平面図が掲示板に貼られていました。
小さな広場の周りには、防災用の井戸、かまどベンチ、マンホールトイレ、地下貯水槽などが設置されており、十徳ナイフのような収納具合です。
いざという時に小さな敷地を少しでも有効に使うために、2方向からのアクセスを確保し、さらに隣の保育園とも接続できるようにするなど、かなりの工夫が盛り込まれています。
サブ通路は狭いものですが、両側の建物とも耐震建築ですし、倒壊するようなブロック塀、落ちてくる瓦屋根などもないので、地震時にも安心して通れるものと思われます。
保育所の扉には、お迎えの時の注意事項が貼られていたので、普段から通用口として使われているのかも知れません。
防災スポットをいざという時に役立てるためには、普段からみんながその場所や役割を知っている必要があるので、日常使いができるのは良い構造だと思います。
でも申し訳ないのですが、一番気になったのはこの施設、「庭園等」です。
私もよく変換ミスをしてしまうので、最近はパソコンの日本語辞書に登録しています。
「庭園灯」
庭園ではないけれど、地域にとって大切なものがいっぱい詰め込まれた東尾久5丁目防災スポットでした。
(2022年11月訪問)
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