3270/1000 若夏公園(沖縄県沖縄市)

2023/03/30

沖縄県 沖縄市 身近な公園

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以前にNo.1267 美里公園を訪ねましたが、この付近では大規模な区画整理事業が実施されており、地区内には大小の公園が整備され、緑道・遊歩道で繋がっています。
ここ若夏公園は、その中でもNo.1267と並んで中心的な公園で、幅10メートルある幹線遊歩道でNo.1267と繋がっています。

これくらい幅広な遊歩道だと、もう少し樹を植えて緑陰を作りたくなるものですが、ここは高木はゼロ。土壌・風・管理その他諸々あって、植えても上手に育てられないのかも知れませんが、ちょっと殺風景なようにも思います。

じゃぁその分、公園内に樹木が多いかというとそんなこともなく、全体的に芝生の中に、直線走路やフットサルコートなどのスポーツ施設、大型複合遊具などがある施設充実型の公園です。

「高木がないと、日射しが強い日は大変じゃないの?」と思った方は、こちらの巨大屋根付き遊具を見て安心してください。
外観2階建て、中は3階建てという天守閣のようなトリックが施された対角15メートルくらいの八角形をしており、3階と2階からそれぞれ滑り台が突き出しています。

子供がいっぱい遊んでいて2階、3階の写真は撮れなかったのですが、仮に遊んでいる子がいなくても3階にはネット付きのラダートンネルで出入りする構造なので、オジさん一人で向かうにはけっこうな努力が必要です。

屋根そのものは隙間の空いた板を並べたような構造になっており、雨を防ぐことはできませんが、日除けには十分です。おそらく雨を通すようにしておかないと、遊具ではなく建築物扱いになって、建築基準法を満たす必要があるからだろうと思います。

でも2階の床は雨を通さないので、その下の1階部分のネット遊具などは、雨の日でも遊ぶことができます。

滑り台の他にもう一つ、1.5階部分から外に突き出しているのは一周25メートルくらいある大型のターザン遊具。一息で一周することは難しいので、まずは片道ずつでもチャレンジしてみたくなります。

その他の遊具としては、小ぶりな複合遊具、登攀壁や平均台が少し進化したアスレチック遊具、幼児向けの揺れる動物遊具などがあります。

雨上がりに訪れたので、「隣にあれだけの大型遊具を整備する予算があったのなら、こちらの複合遊具周りにウレタンマットを敷くのに少し回しても良かったのでは?」と思うような水たまりができていました。

山型遊具とか揺れる動物とか、そこまで敷かなくとも、というようなところには敷いているのですが。

まぁ登攀壁は高さがあるので、マットは不可欠です。

でも、この公園で一番見るべきウレタンマットは、100メートルの直線走路です。
公園で走路を作る場合は、たいていは敷地外周部に周回コースをつくるもので、この公園にもそれはそれで整備されているのですが、さらに公園の中心を貫いて直線2レーンが作られています

周回路ならゆっくりとジョギングをすれば良いのですが、直線だと100メートルダッシュをするしかありません。
スタート地点には年齢別標準記録表が掲示されており、「男性40代、100メートル16.5秒」などと書かれています。100メートルを全力で走り切る自信もないブログ作者としては、これは走る気概を持って記録に挑んだ人たちの平均であって、世間全般の40代男性の平均ではないことを願います。

そのほかのスポーツ関連施設としては、異常に高い鉄棒、フットサルコート、3on3×3のバスケットコートなどがあります。

鉄棒は、成人男性でも一人では容易には掴まれないくらいの高さのものがズラズラと連なっており、直線走路と並んで、この公園のハードさの象徴と言えます。
ストリート・ワークアウトってやつを意識してのことでしょうか。

バスケットコートは、3on3用のものが120度ずつに花を咲かせるように配置されているものです。音楽でも鳴らしながら3つ同時に使うと、大会っぽくなって楽しいように思います。

でもまぁ冒頭からの引き続きになりますが、これだけ楽しげで少し遠くからでも人が集まる場所なので、もうちょっと樹木があっても良かったのではないかと思う若夏公園でした。

(2022年11月訪問)

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