宝塚市南部の中野町は、阪急・小林駅と仁川駅との中間あたりにある住宅地区です。その中で、幹線道路から少し入ったところに中野公園があります。
四方を道路に囲まれた敷地を、中程のケヤキを植えた植樹帯で二分し、南側はパーゴラから見守ることができる遊具コーナー、北側は小広場として空間を構成しています。
遊具コーナーには滑り台&砂場や幼児用のブランコ、コンクリート製の動物遊具などが並ぶのですが、1点だけ、なんだかよくわからないやつがいます。
動物遊具の一つなのですが、各地の公園を訪ねてきた本ブログでも、初登場だと思われます。
細長い姿はヘビのようですが、太さと長さの関係がヘビ特有のニョロニョロ感を出しきってはいません。
顔立ちも、見る角度によって少しずつ違っていて、この向きだとヘビが鎌首をもたげてこちらを向いている顔に見えるのですが、
こういう角度だと、長い耳が生えた細長ピカチュウのようなものが天を向いているようにも見えます。”細長ピカチュウ”ってなんだという話にはなりますが。
目鼻立ちや表情はペンキを塗り直す時の塩梅で変わってしまうことも多いので、本体の造形をしっかり見ないといけないのですが、見れば見るほどわからなくなります。やっぱり、この形はヘビの頭ではないよなぁ...
Googleで画像検索をしてみましたが、引っかかってくるのは「バナナ」や「抱きまくら」ばかり。
こういうのは、近所の子供たちが何と呼んでいるかに任せるのが良いかな、と思うので、いつかこの記事を読んだ方からコメントをいただければ幸いです。
あと、公園のベンチにしてはフレーム部分が少しだけ華麗なベンチが目に留まりました。やっぱり宝塚歌劇団のある町だからでしょうか。
一方、北側の小広場には、4連ブランコや鉄棒など南側に収まりきらなかった遊具がはみ出していますが、それでも子供のサッカー遊びくらいならできる広さがあるので、住宅地の小公園としては程よいサイズです。
黄色いものの秘密ばかりが記憶に残る宝塚市の中野公園でした。
(2023年1月訪問)
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