富安(トミヤス)公園は、JR鳥取駅の南口から500メートルほど離れ、新袋川に沿ったところにある小公園です。
資料によれば面積は約5,300平米で、ずば抜けて大きいというほどでもないのですが、全体が平坦で高木が少なく、川が近いことによる開放感もあって、なんだか気持ちのよい公園です。
下写真は、新袋川の堤防から見下ろした冨安公園のほぼ全景。東半分ほどが草敷きの広場、西半分ほどが遊具コーナーになっています。
広場と遊具コーナーとの境界部には高さ2メートルほどの大きな盛土山があります。
と言うか、遊具コーナーの半分以上を占めるほど大きな山で、自転車でも走り回れるような園路が巡っているので、これ自体が巨大な遊具だとも言えます。
盛土山の頂上から園路の様子を撮影してみましたが、写真ではどうにもわかりにくいですね。盛土山は3段ほどに築成され、それぞれの上部は平坦になっています。各小段を一周する園路があって、それらが短い坂で連結されているような格好になっているのですが...
おそらく、ずっと昔には園路に囲まれた平坦部にも遊具などがあったのではないかと思うのですが、今は草っぱらになっています。
山を下りたところには、滑り台やブランコ、鉄棒、シーソーなどの一般的な遊具も置かれています。とくに変わった種類のものはないのですが、スペースに余裕があるためか、点数はかなり多めです。
単体の滑り台とは別に、小さな複合遊具もあります。
ちょっと気になるのは、デッキ部分に付けられた「ふしぎなかがみ」。ブログ作者が子供の頃、近所のショッピングセンターにも同じものがありました。
これの裏側にまわって鏡を覗くと不思議体験ができるのですが、詳しく知りたい方は現地で確認してみて下さい。
でもなによりも、盛土山のワイルド感が記憶に残る富安公園でした。
おまけ.
公園の隣を流れるのは、No.55にも登場した山白川(大井手用水)。すぐ近くに「大井手用水伏越樋」というのがあったので、新袋川の下を潜って用水が送られてきているのだと思います。
最近では珍しく、柵のない川の景色が美しかったので記録。
(2022年10月訪問)
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