No.3075 筆前公園で登場した妙法寺川沿いの街道から少しだけ丘陵地に上り、上須磨団地と名付けられた住宅地に入るところに設置されているのが東畑(ヒガシハタ)公園です。
団地の看板もかなり傾いていますが、公園の出入口もけっこう傾いています。
園内から眺めると、鉄棒と柵とで坂の角度が計れるようになっています。
当たり前と言えばそうなのですが、こんな坂道だらけの中で、平場を上手に水平に形成する技術というのは素晴らしいと思います。
技術力は園内の垂直擁壁にも表れています。
坂の途中の公園らしく、坂の上下どちらからも園内に入れるよう2段に築成されているのですが、ここがきれいにスパッと4メートル以上の擁壁で切り分けられています。
間を繋ぐ階段も大きくて立派なので、一度に何人もで”グリコじゃんけん”をして遊ぶことができます。
下段には、先ほどの鉄棒と滑り台、砂場があり、
上段には4連ブランコがあります。
遊具だけでは少し物足りないので、小学生くらいになると、法枠工で固められた斜面地にはみ出して悪さをするようになると思います。
仮に足を滑らせても、ガケ下の垂直落下は1メートルちょっとくらいなので、許容範囲内かなぁと。
土木技術に親しんだ東畑公園でした。
(2022年1月訪問)
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