JR西宮駅の北東歩5分くらいのところに、浄土真宗の西福寺があります。その寺の周りの町名が西福町。その町の街区の奥の方で、主要な道には面していないところに西福公園があります。
訪れた時期のせいで必要以上に茂りすぎて見えるパーゴラを間に置いて、東側が滑り台がある小園地、西側が揺れる動物遊具や鉄棒がある広場になっています。
滑り台側は扉と柵があって、周りとは区切られています。
幼児向けの遊び場をこのようにして区切ることがありますが、ここは揺れる動物遊具が柵の外(西側広場)に置かれていることから考えて、そういう運用方法ではないように思います。
「では何だろう?」と考えてみると、これは砂場の猫よけとして設置されたものではないかと思い至りました。
ただ、砂場が滑り台と一体のため、「砂場と滑り台とを一緒に囲んでしまおう」、「それならば滑り台の横のベンチも一緒にしてしまおう」などとしているうちに、大きくなってしまったのではないかと。
西側の広場は、一辺に揺れる動物遊具と鉄棒を集め、残ったところはできるだけ広く使えるようになっています。
かなりハゲ気味ですが芝生が貼られているので、幼児の遊びにも安心です。
「ひっそりと」という言葉がとてもしっくりくる西福公園でした。
(2021年11月訪問)
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