東西に細長い町・清水通が東端で福田川とぶつかるあたりに、南北に細長い清水公園があります。
福田川に架かる橋と川沿いの道路との接合部にある不整形の土地を使った園地型の公園で、地元の方が丁寧に育てている花壇の充実ぶりが目立ちます。
超鋭角の三角形の敷地なのですが、本当に尖って狭いところは用具置場のようになっています。でも園路や花壇が入っているところも、幅は3~4メートルくらいしかありません。
その狭いところにしっかりと手入れされた花壇があるので、相対的に非常に花のボリュームが感じられます。
花壇は大きく4つの枠に分かれているのですが、それぞれに花の時期をすこしずつずらすような植え方をしているようで、晩秋の11月に訪れた時は2つの花壇が花盛りでした。
春から秋までよく咲くサルビアですが、温暖化のせいなのか、最近は冬近くになっても見かけることが増えました。
これだけきれいな花壇なので、市民花壇のコンクールで数々の名誉に輝いていることも納得です。
納得なのですが、その記念のプレートが傷んでみすぼらしくなっているところはいただけないので、古いものはボチボチ整理しても良いのではないかとも思いました。
こちらの「すてきなまちかど」というプレートは、よりハードで恒久的なものですね。
頑張って美しい花壇を育てている方々を褒め称えたいという市役所の気持ちもわかりますが、あまり後々まで残るもので「いつまでも心のふれあいを大切にしましょう」などと言われると、いらぬプレッシャーをかけてしまわないか心配になります。
花に囲まれてのんびりしたい清水公園でした。
(2021年11月訪問)
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